カズオイシグロ ノーベル賞の理由はナニ!?英語での執筆はやはり有利に働いた可能性があるのかどうかも検証します。

2017年度のノーベル賞(文学賞)はカズオ・イシグロ氏に決定しましたね!またも村上春樹の受賞はお預けになったわけですが、カズオ・イシグロ氏がノーベル賞を受賞できた理由、作品は何だったのか?色々とまとめてみました。


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カズオ・イシグロがノーベル賞を獲れた理由は?

今年(2017年)のノーベル賞の発表が続々とされる中、文学賞の発表がされましたね!

 

受賞したのは日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏です。現在はイギリスに住んでおられるそうです。

 

今年も「もっともノーベル賞に近い作家」の村上春樹は受賞を逃しました。しかし、毎年の事ですが、村上春樹さんは「ノーベル賞を獲る為に執筆しているのではない」という気持ちなので、今回もこれまで同様、カズオ・イシグロ氏をを称賛し、リスペクトするでしょうね。

 

今回受賞されたカズオ・イシグロ氏は、幼少の頃に父のお仕事の関係でイギリスに住居を移されたそうです。

 

そのままイギリスに住む事が確定して、イギリス国籍を取得し、そのままイギリスで暮らしているそうです。

 

名前:カズオ・イシグロ
生年月日:1954年11月8日(現在62歳)
出身地:長崎県長崎市
居住地:イギリス
代表作:
『日の名残り』
『わたしを離さないで』
etc

 

今回、カズオ・イシグロ氏がのベール文学賞を受賞出来た理由は、様々ありますが、大きくは2点が挙げられます。

 

①歴史性、社会性の観点で評価の高い作品を送り出している。

 

代表作である『日の名残り』は、第二次世界大戦中のイギリスを舞台にした物語。イギリスの田園地帯の邸宅で働く執事の回想を描き、葛藤がありつつも、「伝統」を最後まで守り抜こうとする執事の姿を見事に表現した作品です。

 

また、同じく彼の作品の中でも有名な『わたしを離さないで』では、臓器移植のドナーとなる為だけに育てられた子供たちの残酷で、はかない人生を描き、運命を受け入れながら生き続けるさまを繊細に表現した作品です。

 

ノーベル文学賞の基本的な考えである「社会」「歴史」というものに真っ向から向き合った作品を世に送り出している事が、一つの理由ではないかと思います。

 

②英語での執筆活動

 

これはノーベル文学賞を受賞する上では大きなポイントかと思います。

 

事実、ノーベル賞の審査、選出には共通言語である英語が使用されます。もちろん、文学賞のみならず、物理学賞や経済学賞なども、英語で執筆された論文が評価されて選出されます。

 

文学賞において、日本人が受賞にいたるまでには基本的には 日本語で執筆→英訳 というフローを経なければいけない為、日本人が受賞する事は難しいのです。

 

その上で、カズオ・イシグロは幼少(5歳)の頃からイギリスで暮らし、英国籍まで取得された、かなりネイティブに近いぐらいの英語力を持っています。

 

日本人の持つ感性と言語力。

 

これが総合的に他の候補者よりも優れていると判断されたのでしょう。

 

文学賞は「文字」「文章」が生命線です。

 

これらの理由から、カズオ・イシグロがノーベル賞を受賞できた理由ではないでしょうか?

 

10/5更新!! ↓↓

カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞した理由について、ノーベル賞を主催している スウェーデン・アカデミーがコメントしました。

 

コメントした内容は下記です。

 

「彼の小説は、偉大な感情の力をもって、我々の世界とのつながりの感覚が、不確かなものでしかないという、底知れない奈落を明らかにした」

 

はい。さすがノーベル賞です。かなり深い考察をされていると思います。このコメントについての私の視点は、

 

世界と個人の感情の繋がりに関して、明らかにそれを具現化する術は世の中に存在せず、その事実をカズオ・イシグロの作品は教えてくれている。

 

という解釈をしました。本当におめでとうございます!

 

10/5更新!!カズオイシグロのノーベル賞受賞のきっかけとなった作品に関してはこちら↓

 


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カズオ・イシグロ氏が村上春樹を上回った点

村上春樹がノーベル賞にもっとも近い作家とされながらも、受賞に至らない理由が、カズオ・イシグロ氏との差かなと思います。

 

それは先ほども挙げた、「英訳」がカズオ・イシグロ氏は必要がないのです。

 

こと文学の世界ではある1文の表現の仕方で、読者、受けての捉え方が変わります。

 

小説家、作家は自分が持っている「自分の言葉」の中から、最も適切な表現を絞り出して執筆に向かいます。

 

それがストレートに英語で執筆・表現できるのと、日本が英語に訳されてから読まれるのでは、表現の幅が異なるのです。

 

その文章だけを呼んで同じ意味を書いているのだと判断できても、作品全体を通してみると、やはり感じ方がちがう場合もあります。

 

その上で、村上春樹とカズオ・イシグロ氏の間には言語のハードルの違いがあったように思います。

 

これから公式なアナウンスがあるかと思いますので、その情報が入り次第、志度記事を更新させていただきます。

 

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10/5更新!!カズオイシグロのノーベル賞受賞のきっかけとなった作品に関してはこちら↓

 


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